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エンジニアの挑戦を支え、共に成長する。ITインフラソリューション部の魅力とこれからの可能性

2025/04/16

顧客企業のITインフラ基盤やセキュリティを支えるITインフラソリューション部。部門立ち上げから率いる赤堀博昭に、設立3年目を迎えた今の魅力と今後の展望を聞きました。

挑戦を恐れず、行動力で切り拓いたキャリア

Q.IT業界に入るきっかけについて教えてください。

学生時代は大阪で学び教師を目指していましたが、当時の教員採用試験は今よりも競争が激しく厳しい状況でした。私も例外なく結果が実らず、地元岡山に戻って大学院に入り直すことに。その後、家業の写真屋を手伝うことに決め、そこで画像処理やホームページ作成に触れたことがITとの最初の出合いでした。

しかし将来を考えた時、「家業が行き詰まってしまうとどうなるのか」という一抹の不安を抱き、行動を起こしたのです。再び大阪へ出て、求人情報誌で目に留まったのが、大手上場企業のコールセンター業務でした。入社後は、オペレーターとしてシステムのヘルプデスク対応などに従事していました。
しばらくして社内で新たに情報システム部を立ち上げるという話を聞き、自分自身何かを変えたい、挑戦したい、という強い想いで手を挙げました。これが、ITインフラ領域に本格的に足を踏み入れることになった転機でした。

Q.
クローバー・サンへ参画の経緯を教えてください。


代表の太田は、前職で上司だったのです。まだITインフラ関連事業は行っていないときに、共に新たな事業を作る経験をしました。当時は社内サーバーを設置して基盤構築を行う時代。サーバーがダウンすれば会社全体の業務に支障をきたすという大きなプレッシャーの中、いくつもの困難を回避してきたのです。

思えば、未知なことでも、徹底的に調べてすぐに行動に移すーーこれは、当時の経験から培われたものだと思います。気になったら調べないと気が済まないという、元々の性格が、テクノロジーやサービスの多いインフラ業務に向いていたのかもしれませんね。
気が付けば、オペレーターののち、エンジニア、事業部門・海外法人管理、人事や総務など、幅広い経験を積んでいたのです。そして、この先は後進を育てることもしたいと考えるようになった矢先に、太田との再会もあり、クローバー・サンの第二創業期を一緒に盛り上げていければと参画を決め、今に至ります
 

自走する組織。個々が高め合える工夫とは

Q.現在の部の役割やメンバーについて教えてください。

2023年に発足したITインフラソリューション部は、当初は数名でスタートしました。そこから社員や案件を順調に伸ばし、直近では約25名のエンジニアが所属しており、業種・業界を問わず顧客を広げ、そのインフラ基盤を支えています。
IT業界経験者だけでなく、異業種からの転職者も活躍しています。経験値にかかわらず、入社後には積極的に資格を取得するなど、意欲的なメンバーが多いですね。

Q.ITインフラソリューション部ならではの取り組みを教えてください。

世界最大のネットワーク機器メーカーであるCisco社のプレミアパートナー認定を取得しています。同社から顧客満足度能力やサービス及びサポート能力が保証されているため、顧客からより信頼されることに加え、社内で実機やバーチャルで学べる環境も構築し、成長途中のエンジニアを応援しています。

メンバー主体の勉強会もこの部の特徴で、月に1~2回、本社に集まって実施しています。座学メインというよりは実機を用いて実際に設定を行うなど、要件定義から設計、構築、運用監視まで各フェーズを体系立てて体現できるトレーニングとしており、ネットワーク、サーバー、クラウドなどさまざまなものをテーマアップして進めています。
インフラエンジニアといえば作業に集中するイメージが強い職種ですが、入社後にギャップを感じやすい部分は、実際の業務ではドキュメントなどを作成する機会も多いこと。そうした学びも取り入れ、半年から1年をかけて統合的に学べる内容を意識し、前年に参加したメンバーが自分たちで企画し進めています。技術面だけではなく、チームビルディングにもつながっているので、会社や業務に慣れるうえでも、これから入社いただく皆さんにもぜひ参加してほしいですね。

成長と飛躍の時ーー共に学び成長し続けられる人財に出会いたい

Q.これからの組織ビジョンをどう描いていますか。

2025年はこれまでの成長を土台に、事業をさらに飛躍させる重要な年と位置付けています。社員を増やすだけではなく、既存メンバーの成長にも期待をしたいですね。社員の成長が会社の成長につながると信じるからこそ、一人ひとりの可能性や能力を引き出せるように、今まで以上に教育や設備への投資は増やしていきます。


Q.最後に仲間になってほしい人財像やメッセージをお願いします。

クローバー・サンの文化や想いを共有し、エンジニアとして自己実現を叶えていきたい、ゆくゆくはマネジメントにも挑戦し組織や会社を牽引していきたい、そういった方と一緒に働きたいです。現在のクローバー・サンはまだ発展途上ですが、小さい組織ながらも、大きな歯車としてIT業界で活躍できる場を多数準備しているという自負があります。インフラエンジニアは、世の中にあふれるさまざまなシステム、サービスの土台を支える重要な仕事です。変化を恐れず、学び続けられる方と、共に成長していきたいですね。
 
profile
岡山県出身。教育学を専攻後、写真店勤務、大手上場企業でコールセンタースタッフを経て、コールセンター事業部の責任者を務める。その後、ソフトウェア開発部門責任者、中国法人の董事・総経理、子会社取締役などを歴任。ITインフラソリューション事業部門の立ち上げから、執行役員としてソフトウェア開発・ITインフラソリューション・自社製品開発部門の責任者までを経験し、取締役 管理部門責任者としてIPO準備も務めた経験を活かし、2023年にクローバー・サンにてITインフラソリューション部を設立。
協力/リスナーズ株式会社 (取材・文 : 石井 志緒理 編集:寺澤 順子)

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