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RPA経験者がクローバー・サンで目指す、次世代DXエンジニアへの進化

PROFILE

DXビジネスイノベーション部 RPAエンジニア Yさん

2024年入社
IT業界のマニュアル制作分野にて、編集・校正からプロジェクトマネージャーまでを経験。2020年よりRPAエンジニアとして開発から保守運用に携わる。
現在は化学品メーカーのバックオフィスにてRPA推進、開発、運用保守の全般を担当している。また、部内で意見交換会の主催、社内で利用できるRPAツールと周辺環境を合わせた環境構築のほか、主任として若手育成にも力を入れている。

DX化の上流から下流までカバーし、お客さまに最適な業務効率化を提案したい

Q. クローバー・サンに入社した経緯を教えてください。

前職はIT業界のマニュアル制作の分野で働いていました。ペーパーレス化を進める業務においてExcelVBAなどを利用していましたが、趣味でプログラミング経験があったこともあり、2020年より社内RPAの開発や運用保守に携わるようになりました。
業務効率化、自動化に対する関心が高まっていく中で、RPAだけでなくAI技術等も絡めてより多角的なDX提案ができるようになりたいと考え、転職を決意。
クローバー・サンにはさまざまな経験を持つエンジニアが在籍しており、特定の開発ツールに縛られることなく、お客様の業務に寄り添いながらRPAの枠を超えた最適なDXソリューションを提案できると感じて入社を決めました。
 

Q. RPAエンジニアとして心がけていることは何ですか。

常に意識しているのは、RPA化する作業が何を達成するためのものなのかという本質的なニーズを理解することです。実際の作業手順をそのまま自動化するのではなく、まずはその業務が発生している背景を丁寧にヒアリングします。
RPAはエンジニアではない方が扱うことが多いからこそ、エンジニアである自分が解釈したことが本当に共通認識なのか常に確認し続けることを心がけていますね。
 

Q. 入社後、RPA経験者としてさらに成長できたと実感したポイントはありますか。

入社以前はBizRobo!やPower AutomateなどのRPAツールを主に使用していましたが、クローバー・サンではこれまで実務経験のなかったUiPathを使用する案件にアサインしてもらい、自身のキャリアを広げるきっかけになりました。
常駐している現場では要件定義などの上流工程から深く関わることができていますし、UiPathはAI-OCRなどの周辺技術と連携しながら開発可能なので、目的に合わせてより幅広い提案ができるようになったと感じています。フルスタックエンジニアを目指すビジョンがより明確になりましたね。

多様なエンジニア同士が交流し、RPA技術を磨き続けるチームへ

Q. 主任として、チーム内でのノウハウ共有を意識的に取り組んでいると聞きました。

月に1度、エンジニア同士で気軽に雑談できる意見交換会を設けています。今までのキャリアを振り返ると、ほぼ一人でトラブル対応して苦労したこともあったので、エンジニア同士でサポートし合えたらと考えています。
クローバー・サンではメンバーが働いている場所こそ異なりますが、その分一人ひとりが各現場で多様な経験を積んでいます。その強みを活かし、チームとして成長したいと考えたのが始めたきっかけです。
誰でも気軽に参加できるよう、固い勉強会ではなく、ちょっとした小ネタでも共有できる場所というのがポイント。開始から1年、徐々に参加メンバーも増え、意見交換や学び合いのサイクルが生まれています。
 

Q. 若手エンジニアの育成や指導で心がけていることはありますか。

経験値の差があっても、対等に意見を出し合える環境づくりを心がけています。経験の浅いメンバーが「こんなこと聞いていいの?」という不安をなくしていきたいです。
例えば、同じツールでも開発手法が変われば経験者であっても学び直しが必要ですし、未経験者の方がお客さまの視点に近いことだってあります。バックグラウンドの異なるエンジニアの交流によってお互いの成長にもつながっています。

クラウドやAIを融合させ、広い視点でソリューション提案できる次世代RPAエキスパートへ

Q. RPAエンジニアとしての今後の目標を教えてください。

RPA開発だけでなく、運用環境やクラウド環境まで手が届くエンジニアを目指しています。そのためにも日々新たな技術を学ぶことが大切で、現在はAzureの学習に取り組んでいます。
クローバー・サンには資格手当の制度があり、資格取得者が社報にも掲載されるので、全社員が刺激し合いながら学べる環境はとても魅力に感じています。
 

Q. チームとしてどのように成長していきたいですか。

2025年はAIエージェント元年とも言われていますが、これからはRPAツールに依存するのではなく、適切なAIツールやクラウドを組み合わせることで、より包括的なソリューションを提案することが求められています。
依頼された特定の業務だけを自動化するのではなく、その前後にある関連部門や関連会社も含めた仕事の全体像を把握し、さまざまな技術を用いて総合的にお客さまの業務を効率化できるよう、チームとして成長していきたいです。
 

Q. これから応募を考えている方に一言お願いします。

RPAの経験がある方は、さらなるRPAの発展を目指し、AIエージェントなども絡めた広い視点でソリューション提案できるエンジニアを目指してほしいと思います。
RPAの経験値が浅い方も、「ある程度勉強してからでないと」と二の足を踏む必要はありません。RPAによって何を達成するかという根本の考え方さえしっかりと持っていれば、業務の中で自然と技術は磨かれていくはずです。
クローバー・サンでは、そんな次世代のRPAエキスパートを目指す方々を全力でサポートする環境があります。共に成長し、RPAの未来を創造していきましょう!


協力/リスナーズ株式会社 (取材・文:藤原結衣 編集:菊野綾奈)

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